人気のUR賃貸住宅は保証人不要で借りられる!?UR賃貸住宅の人気の理由やデメリットを紹介

TVのCM「ゆーあーるであーる」でも見かけるUR賃貸住宅。礼金・仲介手数料などが不要などさまざまなメリットがあり、人気を集めています。しかし、どんな物件にもメリットだけでなくデメリットが存在します。

そこで、UR賃貸住宅の人気の理由とそのデメリットについて紹介します。UR賃貸住宅をお考えの方はぜひ参考にしてください。

UR / UR賃貸住宅とは

URとは、独立行政法人都市再生機構のことで、UR賃貸住宅とは、URが保有する賃貸住宅の事をいいます。主に高度経済成長期に都市部の人口増加に対応するために建設された団地が、現在UR賃貸住宅として利用されています。

高度経済成長期に急増した団地は建物の老朽化や少子高齢化・生活スタイルの変化などの要因でその需要の低下が懸念されていました。そこで、平成19年より「UR賃貸住宅ストック再生・再編方針」が公表され、再編への取り組みが始まりました。

地方公共団体と連携し、団地の建て替えやリノベーションを行い、賃貸住宅としての価値を向上するだけでなく、そこに住む人々のコミュニティ形成を促進するための住環境整備に取り組んでいます。

UR賃貸住宅が人気の理由

UR賃貸住宅のメリットとして、費用負担が小さいことが知られています。具体的にどんな費用が抑えられるのか、またその他のメリットについてご紹介します。

UR賃貸住宅は初期費用などが抑えられる

一般的に賃貸物件を借る時に必要な初期費用には次のようなものがあります
・礼金
・仲介手数料
・鍵の交換費用
・火災保険料

また、2年ごとに契約を更新しなければなりません。契約の更新時には、一般的に1ヶ月分の家賃と事務手数料が必要です。

一方、UR賃貸住宅にかかる初期費用は敷金2ヶ月分がかかりますが、火災保険への加入は任意で、その他の費用については不要です。また、更新時の費用もかかりません。

UR賃貸住宅は保証人不要

一般的な賃貸物件では、入居の際に、保証人か保証会社への加入を求められます。

しかし、UR賃貸住宅では、保証人が不要です。本人確認書類の提出のみで入居ができます。

都市部などで賃貸マンションを探している方は保証人なしで貸りられるので手続きが楽です。

専有面積が広く緑地も多い

UR賃貸住宅は一般的な賃貸住宅に比べると、専有面積の広いと言われます。しかも、緑地が多く敷地内に公園もあります。虫取りなどもできる環境がありますので、子どもをのびのび育てられるでしょう。また、幼稚園や病院・スーパーまである物件もありますので、子育て世代にはぴったりといえるでしょう。

人の目が届く環境が整っている

UR住宅は専有面積が広いのに「人の目が届く環境が整っていること」も大きなメリットでしょう。一部を除いて、入退去手続や住まいにかんする相談の対応などを行う「ゆあ~メイト」と呼ばれるスタッフが管理サービス事務所にいます。さらに、年中無休で24時間連絡できる緊急事故受付センターもあります。

また、月~土はクリーンメイトと呼ばれる清掃員が共用部分や歩道などの清掃をしてくれる住居もあります。その住居では常に人の目が行き届いているので、安心感があるでしょう。

意外と知らないUR賃貸住宅のデメリット

TVのCMでも見かけますので、UR賃貸住宅のメリットについて知っている人は多いでしょう。しかし、デメリットについても把握している方は意外と少ないのではないでしょうか。UR賃貸住宅を検討しているのであれば、ぜひデメリットについてもおさえておきましょう。

居住するエリアが限られてしまう

UR賃貸住宅は、都市部を中心に造られたものですので、地方の物件は少なく、全くないエリアもあります。

また、駅から徒歩10分程度の団地もありますが、駅から遠い物件も珍しくありません。選択肢が少ないため希望の立地がある場合などは希望条件とマッチするUR賃貸住宅を見つけられないということもあるでしょう。

リニューアル内容が一律ではない

UR賃貸住宅のリノベーション内容は、建物によって様々です。大掛かりなリノベーションをしたものから、内装と設備だけを交換したものまであります。中には、無印良品やイケアなど人気のインテリアブランドをコラボしたものもありますが、魅力的な物件ほど、競争率も高いもの。居住可能な物件はイメージを違うものしかない、という可能性もあります。

築年数が古い

UR賃貸住宅は、リニューアルされているので一見きれいに見えますが、築年数が古いことを忘れてはいけません。エントランスなどの共用部分や設備など注意深くチェックする必要があります。特に、水回りの設備は水漏れを起こすこともあるので、洗濯パンがあるかなどしっかりと確認しておきましょう。

空室が少ない

申し込みは、先着順と一般的な賃貸住宅とあまり変わりありませんが、空室が少ないだけでなく人気物件はすぐに決まってしまうため、情報をこまめにチェックする必要があります。

仮申し込みという部屋をおさえたうえで、内覧できる仕組みもありますので、スケジュールを調整した、考える猶予が欲しいという場合は利用するとよいでしょう。ただし、1度に申し込めるのは1世帯につき1部屋までで、1週間以内に1度のみ内覧、内覧期間終了の翌日から1週間以内に本申し込みをするというルールがあります。

UR住宅は誰でも入れる訳じゃない!?厳しいといわれる入居条件とは

UR賃貸住宅に入居するうえで一番ネックとなるのは、入居条件でしょう。一般的な賃貸物件とは、入居条件や審査内容が異なるだけでなく、定められた条件をすべて満たしていないと入居することはできません。具体的な入居条件についてご紹介します。

入居世帯の平均月収が基準額以上であること

UR賃貸住宅は単身の場合は本人、複数で入居する場合は世帯全員の合計額の月収が対象となります。過去12ヶ月の平均月収が、UR賃貸住宅が定める基準額を上回っていることが条件です。

基準額は最高で家賃の4倍程度です。しかし、月収が基準に満たない場合でも、貯蓄基準制度や一定の条件を満たす場合は特例が受けられるなどの方法があります。

日本国籍であること

UR賃貸住宅は日本人であること、日本国籍が前提となります。外国人の場合でも、永住権があるなどUR賃貸住宅の求める条件をクリアしていれば入居可能です。

自分が住む部屋であること

申し込みをする本人、または本人とその家族・親戚などが住むことが前提です。ただし、単身赴任世帯の留守家族が居住する場合は、申込者本人が居住できなくても、家族の居住が認められるなど、例外もあります。

また、仕事部屋として借りることもできません。あくまで、生活するための部屋としてかりることが条件です。

入居可能日から1ヶ月以内に入居し、ほかの入居者と円滑に生活できること

UR側から指定された入居可能日から1ヶ月以内に同居する全員が入居しなければなりません。また、同居者はもとより、ほかの入居者ともトラブルを起こさず円滑に生活できることが求められています。

反社会勢力・暴力団員ではないこと

入居する人全員が反社会勢力の属さない・暴力団員やその関係者でないことが求められています。また、将来的に暴力団員になったり、関わったりすることも禁じられています。

まとめ

メリットが多いUR賃貸住宅ですが、立地が限られている、スケジュールがタイト、条件が厳しいなどのデメリットもあります。

自分のライフスタイルや家族のライフステージにマッチしているかをしっかり検討しましょう。