2020
03.17

メリットだけでなない!3階建のデメリットや注意点をしっかり理解しよう!

家のいろいろ豆知識

都市部では、駅や商店街の近くなど利便性の高い場所に一戸建てを建てるために十分な土地を購入するのは難しいことが多くあります。

こういった土地によく見るのが3階建て住宅。狭い土地を有効活用できるなど多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。

この記事では、3階建て住宅のデメリットや注意点について紹介します。本当に3階建が家族のライフスタイルにあっているのかをぜひ確認してみましょう。

3階建て住宅のメリットはこんなところ

都心部など人気のエリアでは見る機会も多い3階建て住宅。まずは、3階建て住宅のメリットについて簡単にご紹介します。

敷地を有効に利用できる

一番のメリットは狭い土地でも3階建て住宅にすることで希望する広さの家にできます。そのため、駅近など人気があり値段が高く、広い土地が出にくいエリアにも十分な床面積を確保した家を建てることができます。

間取りのバリエーションが増える

2階建ての場合は1階がリビングや水回り、2階に寝室や子ども部屋といった間取りが多いのではないでしょうか。3階建ての場合であれば、1階を店舗やガレージ、2階以上は居住スペースといった使い方もできます。また、2世帯住宅にしたり、1フロアは賃貸にしたりなどバリエーションはさまざまです。また、2階以上を居住スペースにしておくことで、浸水被害のリスクも軽減できる可能性があります。

窓を活用できる

3階建てのほうが2階建てよりも高い位置に窓を設置できます。窓からの眺望は2階建てよりも良いのが特徴です。また、窓の配置を工夫することで、光を取り入れやすくしたり、風通しがよい間取りにしたりできます。

3階建てのデメリットはこんなところ!購入する前に把握しておこう

3階建て住宅ついて一般的にデメリットといわれる点について理解しておきましょう。ライフスタイルやライフプランは家族ごとに異なります。自分たちにとってもデメリットな点か、ということをまずは確認しておくとよいでしょう。

階段が多い

3階建て住宅のデメリットとしてまず挙げられるのが、階段の多さです。特に狭小住宅の場合は、一つのフロアに水回りを納めることが難しく各階に分散して設置するケースも珍しくありません。例えば、1階にバスルームとランドリー、2階にキッチンとリビング、3階に寝室というような間取りですと1日の中で何回も階段を利用しないと生活が成り立ちません。

健康な大人であれば、そんなに苦ではないかもしれませんが、高齢者や乳幼児、身体に障がいを抱えている人にとっては、階段の上り下りが難しいということも。そのため、階段を使う頻度が高いと、それだけ事故のリスクが上がるということにつながります。

耐震性

1階部分にかかる重量も重くなることから、2階建てよりも建物や地盤に強度がもとめられます。また、「構造計算」をしなければなりません。耐震性を確保するため、建築費がコストアップしてしまいがちです。また、耐震性を高めるために、耐力壁を用いる場合は空間が遮れるので部屋に開放感を生み出しにくい構造になるでしょう。また、3階建ては高さがあるため、2階建てや平屋に比べて揺れやすいという特徴もあります。

建築費用やメンテナンス費用が高い

3階建て住宅は外壁の面積が2階建て住宅よりも広くなりがちです。そのため、建築費用や外壁の塗り替えなどメンテナンス費用が割高になります。

例えば、足場を設置する費用や材料費などが2階建て住宅よりも多くかかります。さらに、隣りの建物と近く、人が入るのが難しい場合などはさらに費用がかさむことがあります。

バリアフリー住宅にしにくい

階段が多いとバリアフリー住宅にすることが難しいでしょう。高齢化したときに生活に支障が出る可能性も視野に入れておきましょう。階段については、エレベーターにすることも可能ですが、大がかりなリフォームが必要になることもあります。

3階建て住宅を建てるならここに注意

デメリットを踏まえてもやっぱり3階建てが良いという人は次の点に注意をしましょう。

階段や間取りを工夫する

狭小住宅の場合は、家の中で階段が大きな存在感を放つこともあります。そのため、スケルトン階段など視覚的に開けた階段にすることで圧迫感をなくすことができます。

また、歳をとった時のことを考えて、エレベーターをつけるスペースを考えた間取りにする、水回りや主寝室などを2階までに配置して3階まで上がらなくても生活できるような間取りにしておくというもおすすめです。

耐震性の面では、重たい家具などは3階ではなく、1買いに置くなども工夫しましょう。

構法にこだわる

少しでも開放的な間取りにしたい場合は、構法にもこだわりましょう。耐力壁を用いる構法は従来の木造住宅や2×4などです。これに対して「SE構法」は梁との接合部に強度をも耐えることができるので、耐力壁を減らしながらも耐震性を確保できます。そうすることで、自由度の高い間取りを実現できるでしょう。

屋根や外壁にこだわる

3階建て住宅はメンテナンス費用が高くなりがちです。そのため、屋根や外壁にはサビや汚れに強い素材を選ぶことが大切です。そうすることで、メンテナンスの手間を軽減できるでしょう。また、メンテナンスの際に人が入れるスペースを確保しておくといったこともメンテナンス費用の軽減に役立ちます。

将来的な資産価値

若い内は3階建て住宅に暮らして、老後は売却や賃貸を検討しているという人もいるでしょう。そんなときは、将来的な資産価値についてあらかじめ考えておきましょう。駅近など交通の便が良いところに土地を購入したり、賃貸にリフォームしやすい間取りにしたりしておくと、売却や賃貸にするときにスムーズに進み、安心です。

まとめ

利便性の高い土地に家を建てたい、1階でお店をしたいので3階建てにしたいなど自分の希望に沿う家を叶えてくれるのが3階建て住宅。

メリットもたくさんありますが、注意すべき点も多い3階建て住宅。満足のいく3階建てを建てるためには、将来を見越した計画をしっかり立てておくことが大切です。

3階建て住宅の資産価値を高めることで、将来の選択肢の幅も広がります。