マンション・アパートの退去連絡はいつごろする?アパートの退去準備と連絡について

アパートから引っ越すときの退去準備は意外と大変。荷造りはもちろんのこと、手続き関連もたくさんあるので、計画的に行わないと、バタバタしてしまいがちです。直前に間に合わなかった!などということがないよう、早めに準備を始めましょう。

この記事では、アパートの引っ越しに必要な退去準備やどこに連絡すればよいかをまとめました。引っ越しを考えている人、これから引っ越しをする人は参考にしてください。

賃貸アパートやマンションの退去準備

引っ越しを決めたら

引っ越しをするときに行うのは引っ越し先となる物件探しだけではありません。

同時に退去の準備もすすめましょう。

退去連絡の時期

アパートの賃貸借契約書で「解約予告」の時期を確認します。
解約予告とは、アパートの管理会社や大家さんに引っ越す旨を伝える退去連絡のことです。

退去連絡に必要な期間はおおむね1カ月~3カ月です。一般的には、引っ越しの2カ月前までに退去連絡をするという契約がほとんどです。しかし、契約書に契約予告についての記載がない場合は民法にのっとり、3カ月前となります。

また、日割りか月割りかでも解約日が変わります。例えば、1カ月前の解約予告が定められている場合、以下のようになります。

・日割り…2/10の連絡で3/10日が解約日となる
・月割り…2/10の連絡で3月の末日が解約日となる

解約予告をするタイミングによっては、引っ越し先の家賃と合わせて二重に家賃を払う期間が長くなってしまいますので、早めに確認しておくとよいでしょう。

アパートを退去する場合の連絡は誰にする?連絡方法は?

基本的にはじめ電話連絡します。
アパートを管理している管理会社か大家さんに以下の内容を連絡しましょう。

・アパート名、部屋番号
・名前
・引っ越し予定日

また、退去届(解約届)は、いつまでに誰宛でどんな方法で提出すべきなのかを確認しましょう。

貸主の大家さんと親交があれば、挨拶に伺った方が良いですね。

不動産会社によって家の鍵を直接変換する必要があります。

退去連絡は引っ越し先が決定してから行う

引っ越しが必要になった時点で、すぐに退去連絡をしたいところですが、ちょっと待ってください。
すでに、引っ越し先は決まっているでしょうか。

引っ越し先が決まる前に退去連絡をしてしまうと、万が一引っ越し先が見つからなかったときに、とても困った状態になってしまいます。退去日に住めなくなってしまうばかりでなく、家具や家電などをすべて部屋から出さなくてはなりません。退去連絡は引っ越し先の入居日が決定してから行うのが無難です。

引っ越しまでの流れ 一ヶ月前~一週前

引っ越し先が決まったらできるだけ引っ越し準備を早く行うようにしましょう。2~4月の繁忙期などは特に早めに動くことが肝心です。

見積もりを複数社にお願いすることが、引っ越し料金を抑えるコツです。

粗大ごみの処分・手続きは早めに

多くの自治体では粗大ごみを出すには、申し込みが必要です。退去日までに処分できるよう早めに確認・申し込みをしておきましょう。

引っ越しの1カ月前までには

引っ越しの一か月前までには、引っ越し先も見つけておくとよいでしょう。1カ月前までにすすめておきたい引っ越しの準備は次の通りです。

退去届(解約届)の提出

退去届(解約届)に次のような必要事項の記載をします。

・現住所、物件名、部屋番号
・名前
・敷金や家賃精算(ある場合)の返金口座
・引っ越し先の住所
・退去の立ち合い希望日
・退去理由

指定の方法で送付したら、念のためきちんと届いているか電話などで確認するとよいでしょう。

引っ越しまでの流れ  1週間前~引っ越し前日

引っ越しの1週間前からは、いよいよ荷造りが大詰めになるでしょう。その前に連絡や手続きなどをできるだけ終わらせておきましょう。

電気・ガス・水道・インターネット回線などの利用停止連絡

電話で管轄の管理会社へ連絡し、引っ越しに伴う解約を依頼し、引っ越し前日までの料金精算を依頼します。引っ越し後の電気やガスの名義を変更する必要があるかを管理会社や大家さんに確認しましょう。

ガスを利用停止する場合は、立ち合いが必要です。退去日や前日に立ち合いができるよう余裕をもって連絡をしましょう。

家賃の口座振替の停止

アパートの家賃を口座振替にしている方は、通帳と印鑑を持参して銀行に出向き、所定の用紙に記入して口座振替停止の手続きを行います。

近所への挨拶

引っ越し当日は、近くに引っ越しのトラックが停まっていたり、家具や家電など大きな荷物を搬出したりと、近所に迷惑がかかる可能性があります。アパートの両隣の部屋には引っ越しの挨拶をしておくとよいでしょう。

引っ越し前日までには届け出関係は終わらせたい

荷造りもほとんど終わって引っ越し業者を待つばかりではないでしょうか。
届け出関係は引っ越し前日までに終わらせておくようにしましょう。

転出届・転入届(住民票の移動)

現在住んでいる場所の役所に「転出届」を提出し、「転出証明書」をもらいます。

「転出証明書」は引っ越し先の役所に「転入届」を提出する際に必ず必要です。
また、転入届は新しい住所に住み始めた日から14日以内に引越先の役所へ提出が必要です。

郵送物の転送届

現住所宛に郵便物を引っ越し先の住所へ転送してくれる無料のサービスです。転送期間は届け出から1年間なので、引っ越し前日に行うとよいでしょう。転送期間経過後は差出人へ郵便物が変換されます。

各種住所変更

転出届・転入届以外にも住所変更が必要なものはさまざまあります。時間をみてすこしずつ計画的にすすめておきましょう。

・国民健康保険
・国民年金
・クレジットカード
・銀行
・職場
・学校 など

引っ越しまでの流れ  引っ越し当日

いよいよ引っ越し当日です。当日にしかできないこともありますので、最後までしっかりと行いましょう。

退去立会い

部屋に何もない状態になったら、管理会社や大家さんの立会いの元で部屋が原状復帰できているか、確認します。自分が付けてしまった傷や、元からあった傷などがあれば申告しましょう。明確にしておかないと、後日、補修費用を請求されることもあるので十分注意が必要です。補修を負担すべきところがなければ、クリーニング代を差し引いた敷金が精算口座に振り込まれます。

鍵の返却

退去立会いの終了後、鍵を返却します。入居時に原本とコピーをもらっていたり、合い鍵を作っていたりする場合はすべて返却します。返却していない鍵があると、防犯上の問題が起こりますので、鍵本体の交換費用を負担する可能性があります。

まとめ

マンションやアパートの賃貸引っ越しの手続きには、生活に関わるさまざまなものがあります。

ひとつひとつきちんとしておかないと引っ越した後に、料金を請求されてしまうなどトラブルが起こる可能性があります。

気持ちよく新生活を始めるためにも、漏れがないよう余裕をもってしっかりと確認していきましょう。