「外国に旅行に行った時に目にしたような家に住みたい」「テレビや映画で良く出てくるあんな住まいに憧れる」「巷でよく見かけるような家はちょっと…」など、輸入住宅に思いを抱く人は少なくありません。
屋根のかたち、壁の色、ガレージ。住まいを覆うおしゃれな佇まいと漂う異国の雰囲気に、日々住まいを眺め、暮らす喜びもひとしおです。そこで気になるのが「どのビルダーで建てたら良いのだろう?」という疑問です。
近所の工務店は和風の家ばかり建てているし、あの建築会社の住まいはモダンで今風だけど、輸入住宅とはちょっと違う…。こんなふうに頭を悩ませている方も多いでしょう。そこで、ここでは長野市に本社を置き、輸入住宅を手掛けている会社を5社ピックアップしてご紹介します。
長野市や軽井沢で輸入住宅を手掛ける建築会社・工務店
藤岡備建
長野市稲里町田牧862-1
TEL.026-284-6785 FAX.026-284-7378
特徴
アメリカからそのまま持ってきたかのような雰囲気にあふれる住まいをつくっているビルダー。規格住宅ではなく、住まい手の要望や敷地に合わせて全てオリジナルで設計しています。中でもリモコンつきのオーバースライダーで開閉するアメリカンガレージを備えたガレージハウスが得意分野で、ハーレー好きの方にフォーカスした「ハーレー家」、クルマやバイクだけでなく、ガレージを趣味や家族のための空間として生かすライフスタイルの方々に向けた「ガレージ家」など、ユニークなブランド展開で注目を浴びている存在です。
ユニットバスやトイレなどを除く主要建材はアメリカ・シアトルから直輸入。事前に希望すれば好みの照明なども輸入してもらえるので希望を最大限に生かした家づくりができます。また、木製キッチンも表面の仕様や色だけでなく、形状や寸法を施主の希望に合わせたものを直輸入しています。もちろん国産キッチンにすることも可能です。
外観はアーリーアメリカン調やクイーンアンスタイル、ジョージアンスタイルなどアメリカで建てられている主な様式に対応してもらえるので、理想の家づくりができます。工法はアメリカ本国と同様の2×4工法。パネルを組み合わせた「面」で躯体を支えあうので地震に強く、気密性も高いのが特長です。長野市に本社を置きながら、施工範囲は県内全域のほか隣県にも対応しています。
長野市で輸入住宅、ガレージハウスを手掛ける藤岡備建はこちらから
アメリカンバレットホームズ
長野市川中島町御厨971番
TEL.026-283-6000 FAX.026-291-1458
特徴
「美しいデザイン」「優れた性能」「技術」がモットーの輸入住宅ビルダーです。ファンタジックな雰囲気をたたえた「プリンセスハウス」、ビクトリアン様式に則った「クイーンアンハウス」、大草原に佇む住まいをイメージした「プレーリーハウス」、ヨーロッパの伝統的な美しさを感じられる「ニューヨーロピアンハウス」、同社の最高レベル住宅「ラグジュアリーハウス」の5つのスタイルを掲げています。
建物は丈夫で長持ちが特長の2×4構造。輸入住宅のテイストを決定付ける各所のパーツは厳選してアメリカから輸入してつくり上げ、アフターメンテナンスも細かに対応。住宅が100年を超えて価値を保ち愛されることが一般的な欧米同様に、住まう人と一緒に住まいの維持を考えて行くスタンスで家づくりに取り組んでいます。
宮田工業
長野市青木島町大塚131-1
TEL.026-285-6061 FAX.026-284-4939
特徴
JKホーム(千葉県)が全国展開する輸入住宅FC「ブルースホーム」の加盟工務店。「ブルースジャパンMIYATA」として輸入住宅づくりに取り組んでいます。
同社が用意する住宅ブランドは大きく分けて2つ。自社開発の「ハイジ・フォーシーズンズ」は北米タイプ、地中海タイプ、洋館タイプの3種展開して様々なニーズにこたえます。
充実したインテリアを標準仕様としながら、坪24万円台からの価格設定も魅力。もう一つの「新築2×4シリーズ」はより本格的な輸入住宅を望まれる方向け。南仏風のオールド・プロバンス、北米風のオレゴンの2タイプを用意しています。双方ともフリープランタイプ、企画プランに対応しています。ノウハウを生かしたリフォームも。
長野市でリフォーム・輸入住宅を行っている宮田工業のWEBサイト
アズマ建設
長野市三輪9丁目49-26
TEL.026-241-0177 FAX.026-241-3470
特徴
自由設計の家づくりに取りくむ一方で、スウェーデンハウス(東京都)が30年にわたって全国展開しているFC「スウェーデンハウス」に加盟して高品質な北欧の家づくりを行っています。
スウェーデンハウスの基本コンセプトは「世代を超えて住み継ぐ家づくり」。福祉国家で有名な北欧の国・スウェーデンの住まいをもとに、日本の暮らしにそって改良を重ねてつくり上げられた住まいです。
寒さが厳しい信州の冬でも快適に暮らせる性能と、多くの人から支持されている北欧スタイルが好評を博しています。木をふんだんに使ったぬくもりを感じられるモデルハウスも併設しているので、見学に訪れてみてはいかがでしょうか。また、近年ではバリアフリーはもちろんのこと、幅の広いモジュールを使ったゆとりを備え、室内の温度の平準化や空気の質にこだわった「ユニバーサルデザイン」にも力を入れています。
ミヤマリゾート
http://www.miyamaresort.jp/index.html
長野県長野市穂保280-1
TEL. 026-217-0359 FAX.026-236-9766
特徴
長野市に本社を置きながら、軽井沢地区を中心に輸入住宅の新築や別荘分譲を行なっている工務店です。夏は涼しく過ごしやすい軽井沢は、冬には厳しい寒さになります。同社では冬には軽井沢よりも寒くなる北米の家を推奨。住宅の世界では先進国である北米の仕様に沿って建てられた輸入住宅で夏も冬も快適に過ごすことが可能になります。
また、軽井沢の豊かな自然の中で北米スタイルの住まいはよく溶け込み、日本にいることを忘れてしまうような佇まいを演出してくれます。また、2×4工法の採用で地震に強いのも見逃せないところ。時折WEBサイト内で分譲情報も発信しているので、のぞいてみると良いでしょう。
最後に
長野市に拠点を置いて活躍する輸入住宅を手掛ける企業5社をご紹介しました。お読み頂いて、どんな印象を持たれましたでしょうか。欧州の家・北米の家ともにおしゃれで優れたデザインが目を引きますが、共通して言えるのは住まいづくりの基本的な考え方が「丈夫で長持ち」であり、世代を超えて住み続けていけるものであるということ。住まいとしての価値を持ち続け、それでいて美しい外観を持つ輸入住宅。家づくりの選択肢の一つとして考えるのも良いのではないでしょうか。