大河ドラマ「真田丸」で注目を浴びた真田氏の発祥の地として全国的にも有名になった長野県上田市。
そんな上田市を中心とした上田地域は、歴史だけでなく温泉や自然、農業や産業とたくさんの魅力が詰まっている地域です。別荘地が点在しており、移住地としても注目を集めています。そんな上田地域の特色や魅力についてまとめました。
上小地域とは
長野県の東部に位置する上小地域は、上田市、東御市、長和町、青木村を含む地域です。地域の中央には日本一長い川である信濃川の本流、千曲川が流れており豊かな自然が育まれています。
北陸新幹線が停車するJR上田駅から車で40分程度の場所にさまざまなエリアがあるので、都心からもアクセスしやすいでしょう。
上田地域の魅力
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上田地域は、暮らし、仕事、レジャーとそれぞれに魅力があります。そんな上田地域の魅力や特徴をまとめました。
気候が良い
上田は昼夜の寒暖差が大きい内陸性気候です。全国的に見ても年間の降水量が少なく、日照時間が長い地域ですので、年間を通して過ごしやすいといえるでしょう。また、気候を活かした農業や工業が発展しています。
交通の便が良い
上田は北陸新幹線が通っており、東京からの所要時間は1時間半程度。また、上信越自動車道が通っているので、都心部とのアクセスが良好です。さらに、主要な国道や県道が通っているので、県内外へのアクセスも良く、レジャーやショッピングなどに気軽に出かけられるでしょう。
観光資源が豊富
上田地域は、鎌倉時代に北条氏の一族が居城を置いた塩田平や、真田昌幸が城を築いた上田市などがあり、歴史的を感じさせる街並みが残っています。また、温泉や高原などもあります。温泉でのんびり過ごしたり、高原エリアでスポーツやとトレッキングを楽しんだりと、幅広い世代の人が充実して過ごせる環境があります。
産業のバランスが良い
高原野菜を中心とした農業、自然と文化を活かした観光業のほか、気候の特性を活かした機械類を中心とした製造業など、幅広い産業が発展しています。特にワイン用のぶどうの栽培に適した気候であることから、ブドウそのものの生産はもちろん、近年ではワイナリーも増えワインの生産量も増えてきています。
上小地域の自治体ごとの特徴や魅力
上小地域上田市と他3つの自治体を紹介します。それぞれに違った特徴や魅力もありますので、別荘地や移住地を探すうえで参考にしてください。
上田市
上田市は人口約16万人の長野県の中核都市です。北陸新幹線を利用すれば、東京からも最短80分でアクセスできます。街の中心部は、上田城の城下町や宿場町としての風情が残っています。市の北には菅平高原、南には美ヶ原高原があり、四季折々の自然の変化を楽しめるでしょう。
また、別所温泉や丸子温泉があるのも上田市です。日帰り温泉などさまざまな施設を楽しみましょう。
東御市
東御市は日当たりが良く、雪が少ないエリアです。住みよさランキングで長野県1位を獲得したことがあります。
東御市は移住にも力を入れています。近年では、個人経営のパン屋さんや飲食店も増えてきました。
市内の魅力や農業について体験できるツアーも開催しています。参加者の希望に合わせて、ツアーをアレンジしてくれるので、移住後の生活を具体的にイメージできるでしょう。
長和町
長和町の平野部には、田園風景が広がるのどかな街です。さらに、丘陵部は美ヶ原高原や霧ヶ峰高原と接しており、別荘地も点在しています。また、中山道の宿場町も奈川真理にありました。「和田宿」、「長久保宿」が復元保存されているので、訪れれば江戸時代の雰囲気を味わえるでしょう。
青木村
夫神岳・子檀嶺岳・十観山の3つの山に囲まれた盆地のような地形の青木村。蕎麦や野菜の畑、田んぼが広がるのどか里山の風景が広がっています。村役場や小中学校は村の中心部にあり、ほとんどの集落から3㎞程の距離です。上田市までも車で15分程度なので、買い物や通勤・通学にも不自由はしないでしょう。移住への取り組みも積極的で、村内の移住世帯は100を超えています。
別荘ライフにおすすめ!上田エリアの別荘地
自然が豊かで温泉や高原もある上田地域には、さまざまな別荘地があります。代表的なものをいくつがご紹介しますので、土地選びの参考にしてください。
美しの国別荘地
美ヶ原に別荘があれば最の高。と思ったら、天空の別荘地「美しの国」別荘地へ!中古物件もあるようなので美ヶ原での別荘ライフを妄想したら一度ググってみてください。 美しの国別荘地https://t.co/yQYxHAqoK8 pic.twitter.com/c3fzBoAnEr
— おいでよ美ヶ原@1/10.11雪ロケコスイベ開催 (@takeshi_local1) December 17, 2020
標高1,100m以上の美しヶ原高原にある別荘地です。別荘地の約半分が保存緑地で山の木々や野草、虫や小動物など豊かな自然を身近に感じられる場所です。敷地内にある頂上公園からは、蓼科山や八ヶ岳、浅間山といった県内の山々を一望できます。
上田駅からも車で40分程度という距離ですが、その分静かでおちついた雰囲気で過ごすことができます。また、温泉を引くことも可能なので、自分だけの温泉で贅沢な時間を満喫できるでしょう。
信州丸子高原グリーンヒル
信州丸子高原グリーンヒルは上田市の市街地から4㎞ほどのところにある別荘地です。市街地にも近いため、移住にも適していて、現在も数十世帯が定住利用しています。分譲地内にバス停がありますので、市街地へのアクセスも抜群です。
販売・管理会社が敷地内にあるので、安心して利用できるでしょう。敷地内には、テニスコート、ドッグラン、公園、遊歩道、家庭菜園場などが整備されているので、自然の中で充実した時間を過ごせるでしょう。
菅平高原十ノ原別荘地
菅平高原にひろがる別荘地で、菅平スキー場からも近い立地です。冬はもちろん、4月頃までスキーやスノーボードを楽しめるでしょう。標高は1,300m前後で、冬は寒さが厳しい一方で夏は涼しくとても過ごしやすい気候です。スーパーへは車で25分程度ですが、コンビニは5分程度の距離にあるので、ちょっとした買い物には困らないでしょう。
積極的に利用しよう!上田市の田舎暮らし・移住支援
長野県上田市も移住定住支援を行っています!
東京での相談会(毎月)や、2月には移住体験ツアーも開催します!お気軽にご相談ください。https://t.co/a5ujng3Us9 https://t.co/7BN43KHoJc— 上田市 (@cityueda) January 8, 2020
上田地域の自治体では、移住の支援を積極的に行っています。地域での暮らしを体験できるツアーや先輩移住者の話を聞けるセミナーなどを定期的に行っています。その地域に行って、滞在したり話を聞いたりすることで、より具体的な上田市への移住、田舎暮らしがイメージできるでしょう。
また、移住や市民の定住促進のために、「空家バンク制度」を実施しています。上田市内にある「空家を貸したい・売りたい」という人と空き家の利用者の橋渡しをしています。
こうした制度を積極的に利用することで、ミスマッチを減らしたり、コストを抑えられたりするでしょう。
まとめ
自然が豊かで気候も良い上田地域は、快適な田舎暮らしをするのにぴったりの場所でしょう。高原エリアもあり、昔から別荘や保養にと愛されてきたエリアです。また、観光業だけでなく地元の農業や産業も活発なので、地元で仕事を探し定住することも十分に可能です。
上田地区では移住者に向けての取り組みが活発で、多くの移住者が住んでいるエリアでもあります。田舎暮らしを考えている人は、上田地域も候補に入れてみてはいかがでしょうか。